Gg2展〜14の視点〜
〈会期〉2023年6月14日(水)~6月19日(月)
〈会場〉福山天満屋 6階 アートギャラリー[入場無料]
〒720−0067 広島県福山市西町2丁目4−3
〈問合せ先〉グループ・グー代表 和田道雄
足立 陽子
『licht』
暗い空間で「灯り」があるとホッとすることがあれば、「灯り」に見入ってしまうということもあると思います。「灯り」とは、人にとってどんなものなのだろうと考えながら描きました。
板倉 文香
『巴』
思い出を思い出すとき、人物や風景だけではなく香り、感情などが何層も重なって記憶が改変され誇張してしまう。そんな人間の曖昧さや不完全さ、そこに最近は尊さを感じます。
菅原 瑶子
『兆』
水(絵具)の流動的で抽象的な形態と、描写による具象表現の調和を目指しています。
絵のモチーフとして生物を多く選択します。自由に動き、育ち、その時々で姿を変えてゆく彼らからは、私にとっての水と共通するものを感じます。
『hide and seek』
橋野 仁史
『光景 -blossom-』
最近、日常の中で家に飾られた花を描くようになりました。
自身の気持ちの変化で興味を引く存在に変わる感覚はとても面白く、
絵画で表現してみようと思いました。
花は日々の暮らしにそっと寄り添い、癒しや彩りを与えてくれます。
花は時間と共に風合いが変化し、やがては枯れゆくものですが、
作品の中では色褪せることのないものとしてそのままに在り続けてくれます。
そういった部分も絵画の魅力なのだろうと感じています。
横田 招
『Ren20-3』
凪いだ海は、海上を吹く風により意思を持った生き物のように水面を変化させる。そんな水面に一滴の油が落ちると、混ざり合うことなく形を変えながら、風に運ばれ連なっていく。その形は溶け合わずとも私は美しく感じる。
和田 道雄
『sora2022-11』
先ず画面を支配する色面に単純な形を配し構図のベースを作り、それにその時々の風景や愛すべきものたちを登場させて構成し自分なりの物語を作るという表現を試みています。